シェアリング干渉計

  

製品名 シェアリング干渉計
SBSI(Small Beam Shearing Interferometer)
製品モデル シンプルで迅速な測定ができるスクリーンモデル ( SBSI-1A )
見易くこまかな測定ができるカメラモデル ( SBSI-1B )
使用用途 ・波面及びコリメーションテスト
・小ビームのテスト
・ファイバー光学系の軸調整及びコリメーション
・laser mask pattern generation systemの光学系の軸調整
・レーザダイオードを使用した、MO, DVD,CDなどの光学記憶媒体の光学系調整
・laser diode collimator や anamorphic prism pairs の軸調整
・holographic storageやdisk mastering systemsの光軸調整
・光学平面、ビームスプリッター、ウィンドゥなどの測定
特徴 ・構造及び取扱いがシンプル レーザ光学系やレーザダイオードなどのフォーカス、コマ、
 アスティグマ、球面収差の調整、解析が可能


SBSIは小ビームのためのシェア干渉計で、ビームをシェアするのにガラスプレート間のエアギャップを使い、拡大された干渉縞をカメラやスクリーンに映します。収差はSBSIの干渉縞を見ながら確認、調整できます。例えば、コマは、SBSIの干渉縞が曲がった状態からまっすぐになるように、光学系のコリメートレンズの傾きを変えることで調整できます。SBSIのスクリーンにある基準線はベストフォーカス(コリメーション)の干渉縞の角度を示します。干渉縞がこの基準線に平行ならば、全ての収差が最小となります。ビームを直接、またはSBSIに付いているビームスプリッターを使い光路途中での測定や調整ができます。

フォーカス調整の感度は、3.5本の縞の3度の回転で約170μradの広がりです。SBSIは指定の波長とビーム径に対して3.5本の縞になるように最適化されています。しかしSBSIはその最適波長とビーム径に対してある程度の範囲のビームも測定できます。

SBSIの大きな特徴は構造及び取扱いが非常にシンプルなことです。工場や生産ラインなどでの光学機器の調整または検査装置として最適です。SBSIはコンパクトに設計されていますので移動や付属の専用ケースにて、持ち運びも簡単です。

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